正夢 価格: 1,050円 レビュー評価:4.5 レビュー数:20 こんなに優しくても、
全然押し付けがましくならないのは、
草野さんの描く言葉の世界が
単なる綺麗ごとの集まりではないからかな。
自分の弱い面も、
世の中の矛盾も、
すべて受け入れてくれてるような。
「正夢」は、
誰か好きになった時点で、
まあ正気でなんかいられないし、
格好悪いばっかりだけど、
それでもいいんだ。って。
そういうもんだからって言ってくれてるような。
本当に優しすぎる曲。
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Second Home 価格: 2,100円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 遅ればせながら最近彼女を知りました。
いやぁ?このカバーアルバム最高に気に入ってます!!
洋アーチストによる邦楽カバーが流行りな昨今ですが、
原曲にわりかし忠実なものとしては群を抜いてるのではないでしょうか。
誤解を恐れず言えば、声質はYUIに似ている気がします。
彼女の声が好きなら気に入るのではと思います。
言葉を大切に発生している印象も非常に好感が持てます。
個人的には「gravity」が非常に面白く仕上がってて聴き応えありました! |
Ballade 価格: 3,000円 レビュー評価:3.0 レビュー数:18 布施明は歌謡界随一ともいうべきベルカント唱法(bel canto「美しい歌」)が出来る歌手だと思っています。トランペット・テナーといいますか、とてもよく響く頭声が魅力の歌手ですから、この名曲ぞろいのバラードをどのように高らかに歌い上げるのかと期待しましたが、全曲ソット・ヴォーチェ(sotto voce 「静かに押さえた声」)で歌っていましたので、ビックリしました。期待はずれかもしれませんが、当然何らかの意図した歌唱法ですから、そのあたりもしっかりと聴かないと大切なメッセージを落とすことになりかねません。
彼の歌唱をじっくりと聴き直しましたが、実に巧いですね。歌詞をし |
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北極圏一万二千キロ (文春文庫 178-3) 価格: 500円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 1976年に出た単行本の文庫化。
タイトルは正しくは『北極圏一万二千キロ』。『極北に駆ける』の続編とでもいうべきもので、順番に読んだ方が良い。
『極北に駆ける』で、グリーンランドに滞在して犬ぞりの扱い方、雪と氷の中で生き延びる方法を学んだ著者が、ついに北極圏を縦断する旅に出る。グリーンランドからカナダに渡り、アラスカへ。海は凍結しているから、ずっと犬ぞりで旅することが出来るのだ。
すごい冒険だ。氷の海には人間はほとんど住んでいない。だから、旅のあいだは犬たちだけが仲間ということになる。しかし、犬たちとの間に温かい交流など生まれようがないのが犬ぞりの |
海でのはなし。 フィルムブック 価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3
映画『海でのはなし。』の、やさしいオフィシャルブックである。
内容としてはミニ写真集+監督雑感+オリジナル短編+
役者インタビュー+シナリオと何の変哲もないが
通して読むと、フィルムの雰囲気さながら
こちらもやさしい気持ちになれそうな気がする。
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インディゴ地平線 価格: 2,500円 レビュー評価:5.0 レビュー数:23 スピッツが1996年に発表した7thアルバム。笹路正徳と本人たちのプロデュースによる、ポップでせつない世界観が完成したと言える傑作。「ロビンソン」などを収録してヒットした6th『ハチミツ』の後ということで、プレッシャーもあったことだろうが、各々の楽曲の完成度、アルバムとしての統一感など、確実に前作以上の作品に仕上がっている。先行シングルとして発表されていた<4><12>のみならず、どの曲がシングルカットされてもおかしくないほどのクオリティ、まさに捨て曲なし。<3>あたりにほのかに見られる実験的作風もバランスよく収まっている。(剛吉若寸也) スピッツの最盛期を飾るアルバム。
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音楽誌が書かないJポップ批評 (36) (別冊宝島 (1032)) 価格: 1,490円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 友達からこの本のことを聞いて、スピッツファンとして一度は目にしておかないと…と思い、購入しました。 内容は「ダークな」批評かと思いきや、辛口のコメントの中にも、スピッツを、そしてマサムネさんをこよなく愛するあったかさを感じました。 ユーズドということであまり期待していなかった分、思ったよりもきれいな状態で、配送も早めで良かったと思います。 ありがとうございます。 |
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